水戸市千波湖の南岸近くに水戸市で建てた「柳崎貝塚」の石碑があります。
貝塚の場所は現在の海岸から十数キロ離れている。
石碑の周囲東側は茨城県立近代美術館の敷地、南側と西側はぶどう園、北側が千波湖になっている。
こんなところに貝塚があるのかと思い、とりあえずGoogleで検索するとWikipediaに記事があった。
発見は1967年で、詳細な発掘調査は未実施
貝塚の形成は、縄文時代前期 約6,500年前
貝塚から出土するのは、
ヤマトシジミ、オオタニシ、ハマグリ、アサリ、マガキの貝殻
鹿の骨、猪の歯
関谷式縄文土器等
とあります。
縄文時代の千波湖は、淡水と海水が混じり合う入り江のようなところで、多分雰囲気としては涸沼みたいな感じかな。
スズキやハゼ、ワカサギとかを釣って食べていたかもしれない。
千波町あたりは深い森が広がっていて、鹿や猪がいた。熊や狼も時々顔を出したのだろうか。狸は今でもいるだろう。
秋には桜川や逆川に鮭が上ってきて、このあたりは結構住みやすかったのかもしれない。